お知らせ

2025年権利討論集会のご案内

実行委員長 弁護士 藤井 恭子

1 はじめに

2025年2月15日午前10時から権利討論集会を開催します。今回も感染対策を徹底し、エルおおさかの会場とZoom併用で開催しますので(分科会は一部を除いて会場のみの開催)、全国どこからでも参加可能です。

2 全体会

午前の記念講演は、シンクタンク「新外交イニシアティブ」代表で弁護士の猿田佐世さんから、「外交で平和をつくるとはどういうことか」とのテーマで講演をいただきます。ロシア・ウクライナ戦争や、イスラエルによるパレスチナ侵攻の激化など、国際情勢は混迷を深めています。そのような情勢の中、11月に行われた米大統領選挙では、ドナルド・トランプ氏が当選し大統領に返り咲きました。トランプ氏は、外交政策としてウクライナ戦争の停戦仲介を掲げる一方で、「アメリカン・ファースト」を謳い、国際協調より自国優先の政策に傾く恐れがあるとされており、今後の国際情勢に大きな影響力を及ぼしていくものと思われます。長年にわたって同盟関係にある日本も、アメリカの政治情勢と無関係ではいられません。今後の日米関係・日米安保条約のあり方は、トランプ氏の外交政策で変化していく可能性があります。猿田さんが代表を務める「新外交イニシアティブ」は、様々な外交・政治上の問題について情報の収集・発信を行い、国や国際機関に対する提言といった働きかけを通して政策の実現を目指す団体であり、これまで、普天間基地の問題や原発の問題などに取り組んでこられました。日米関係に関しては米議会へのロビーイングを行うなど、直接的な政策提言を行っておられます。「新外交イニシアティブ」が行う民間外交の活動を通して、日米関係をどのように見てきたのか、また、今後の国際情勢や私たちが何をすべきか、といった幅広い視野でお話をしていただけるものと思います。憲法を活かし国際平和を実現するために、一緒に学びましょう。

3 分科会

午後からは、①裁判・労働委員会闘争、②有期・パート、派遣など非正規雇用、③過労死、④外国人労働者、⑤大阪問題の分科会を開催します(①②④⑤は会場のみ、③は会場とZoom併用)。各分科会の詳細は次号のニュースでお知らせしますが、いずれの分科会も時宣に見合ったテーマであり、最新の課題について熱い討論を予定しています。

4 ぜひご参加を!

全体会・分科会ともに充実した満足度の高い企画です。多くの方にご参加いただき、今後の取組みに活用していただけると幸甚です。

※2025年2月15日(土)午前10時~@エル・おおさか&Zoom併用で実施、分科会は一部を除いて会場のみの開催となります。参加費は2,000円です。事前にお申し込みください。
●Webでのお申し込み→https://x.gd/NcfUu
●申込書ご利用の際はチラシから→https://x.gd/65jD9

 

民主法律時報アーカイブ

アーカイブ
PAGE TOP