民主法律時報

2025年権利討論集会 分科会報告

第2分科会 とにかく賃金を上げろ!非正規労働者の生活の安定を!

       弁護士 榧野 寛俊

 第2分科会では、「とにかく賃金を上げろ!非正規労働者の生活の安定を!」をテーマに27名が参加し、活発な議論が行われました。

冨田真平弁護士から会計年度職員の待遇改善、村田浩治弁護士からスキマバイトの問題点、池田真一氏からスキマバイトの実体験、京都放送労働組合の古住公義氏から無期雇用・直接雇用・基本給の引き上げの取り組み、中村和雄弁護士から有期雇用教員の賃金格差是正判決について勝利報告がありました。グループワークでは、スキマバイトとパートタイム労働者の事例を題材に、労働条件や均等・均衡待遇について検討しました。

労働組合の重要性が再確認され、非正規雇用者の権利を守るために、時には先例などには縛られず現場の実情を粘り強く訴えていくことの視点の重要性が指摘されました。参加型の分科会として、参加者による自由な発言と熱心な議論により、多くの知見が共有されました。ここで得られた知見や意識を持ち帰り、それぞれの現場で非正規雇用労働者の地位向上に向けた取り組みにつなげていくこと、それらを各研究会に持ち寄って、さらなる労働者の権利の実現につなげていくためのよい機会になりました。

民主法律時報アーカイブ

アーカイブ
PAGE TOP